今回は、ライトショアジギングやオフショアジギングで私が実際に3年間使い倒したリール【アブガルシア オーシャンフィールド スピニング】のインプレをしたいと思います!
アブガルシア【オーシャンフィールド】を3年間使い倒した結果!?
アイキャッチ画像撮影 : tsuriroman
アブガルシア オーシャンフィールド
出典 : アブガルシア
アブガルシアのリール【オーシャンフィールド】は、安価ながらジギングなどのハードな使用にも耐えられるタフなヤツ。
握りやすくてカッコいい【ラウンドノブ】標準装備!
撮影 : tsuriroman
浅溝タイプの【替えスプール】まで付属されてます!
出典 : アブガルシア
これで実売価格1万円以下とは、、、。
安い、、、。
サイズ
サイズは4種類ラインナップされてます。
3年間実際に使用してみた感想
私はライトショアジギングなどに3000H、オフショアジギングやカゴ釣りなどで5000の2機種を3年間使ってきました。
結論から言うと「かなり使えるコスパのいいリール」といった感想。
初心者の方にはもちろん、中級者以上の方のサブリールとしてもオススメできます。
2万円以上するようなミドルクラス以上のリールに比べたら【巻き心地】や【ドラグ性能】などは劣るかもしれませんが、必要充分の性能はあります。
水洗いや注油などの日常メンテナンスはしていましたが、オーバーホールはしていません。
それでも3年以上持ってくれているので、コスパはかなりいいと思います。
特にラインローラー。
安いリールだと注油しててもすぐ回らなくなったりするのですが、オーシャンフィールドのラインローラーは今も元気に回ってくれています。
撮影 : tsuriroman
見た目も高級感があって、なかなかカッコいいです。
あと、ドラグの音が古臭さはあるものの「カチカチカチ〜!」っと派手なので周りの人が「おっ!?」ってなります(笑)
これからショアジギング・オフショアジギングを始めたいけど「あまりお金をかけたくないな〜」って方には特にオススメです!
【3000H】はライトショアジギングで!
3000H/3000SHの方は、主にライトショアジギングに使っていたのでPE1.5号を巻いてました。
3000HはPE1.5号が約200mほど巻けます。
※付属の替えスプールはPE1号が約200mほど
今までイナダ・カンパチ〜45cm・サワラ〜80cm・シイラ〜80cmなどをこのリールで釣り上げてきました。撮影 : tsuriroman
ドラグの滑り出しやパワーも問題なく、ファイト中のストレスは全く感じませんでした。
飛距離も出るし、ライントラブルも全くありませんでした。
しかし、3000Hの方は使用頻度が多かったので3年目にしてガタが出てきました。
普通にリールを回してる時は軽くシャリ感はあるものの問題なく回転するのですが、ワンピッチジャークやジャカジャカ巻きなどで激しく巻いている時に、たまに回転が重くなって引っ掛かる感じがする時があります。
オーバーホールに出せば多少よくなるかもしれませんが、オーバーホールも店に頼むと5000円弱(機種によります)かかるので、買い換えた方がいいです。
ショアジギングなどのハードな使用でオーバーホールもしないで3年もってくれたんで、完全に元は取れてますね。
まだ使えるので、これからは【サビキ釣り】や【投げ釣り】など、ファミリーフィッシングに使っていきたいと思います。
【5000】はオフショアジギングで!
5000/5000Sの方は、主にオフショアのジギングで、たまに泳がせ釣りやカゴ釣りにも使っていました。
オーシャンフィールドシリーズからは、オフショアジギング用のロッドも出ています。
私も持っていますが、オーシャンフィールドで揃えると中々カッコいいですよ!
出典 : アマゾン
硬さは2種類出ています。
- ロッドタイプ:スピニング / 継数:1
- 使用可能な釣法:ジギング / 主なターゲット:シーバス イナダ タチウオ マダイ アイナメ カツオ カンパチ ヒラマサ ヒラメ ブリ ワラサ
- 全長(ft/m):6'0/1.83
- 仕舞(cm):182.9
- 先径(mm)/元径(mm):1.9/8.3
- 標準自重(g):193
- ルアー(g):~200g / PEライン(号):~3
- 使用材料:カーボン89%,グラス11%
- 製法:チューブラーテーパー/アクション:レギュラーファースト
- ロッドタイプ:スピニング / 継数:1
- 使用可能な釣法:ジギング / 主なターゲット:シーバス イナダ タチウオ マダイ アイナメ カツオ カンパチ ヒラマサ ヒラメ ブリ ワラサ
- 全長(ft/m):6'0/1.83
- 仕舞(cm):182.9
- 先径(mm)/元径(mm):2.3/9.6
- 標準自重(g):198
- ルアー(g):~300g / PEライン(号):~4
- 使用材料:カーボン73%,グラス27% / 製法:チューブラーテーパー/アクション:レギュラーファースト
【5000】は、PE3号が約240m巻けます。
私が行く外房のジギングは、基本的に水深が浅いので200m+リーダーが巻ければ充分です。
300m巻くために、1サイズ大きいリールを使うと必然的に重くなってしまいます。
リールの重量が50g違うだけで、後半の疲労感がかなり違ってきますので、、、。
オフショアジギング初心者には特に、軽いリールをオススメします。
ですが、この【5000】の方はいくつか問題がありました、、、。
1. まず初期不良。
3年前に購入した時、箱から出すとこういう状態でした↓撮影 : tsuriroman
おわかりいただけただろうか、、、。
ラインローラーとベールの接合部の向きが逆になってますね。
このまま使ってしまうと、ライントラブルが頻発するのは火を見るより明らかです。
今はわかりませんが、私が買った当時に出荷されたオーシャンフィールドは全てこうなっていたのか、アマゾンのレビューを見ると結構酷い事がたくさん書いてありました(笑)
この向きが正解↓撮影 : tsuriroman
ここのビスを緩めるとラインローラーとベールの接合部が回転するので、正しい向きに合わせてビスを締めれば簡単に直せます↓撮影 : tsuriroman
私は初めから気がついてすぐに自分で直したので、ライントラブルが起きた事は1度もありませんでした。
2. ラウンドノブ
使い始めて2年くらい経った頃、、、。
オフショアジギングで激しくワンピッチジャークをしている最中に「スコッ!」っとノブが外れてしまいました、、、。
突然の出来事で一瞬【エアージャーク】をしてしまいました(笑)
原因は、ここのキャップが外れたのが原因でした↓撮影 : tsuriroman
このキャップはネジ式で、ネジ部がプラスチックなので、使っているうちに緩んでしまったのかもしれません。
ネジ部にアロンアルファを垂らして手締めで締め直しました。
それからは外れていません。
ヒラマサとのファイト中に外れなくてよかった、、、。
まぁ色々ありましたが、自分で簡単に直せる部分なのでご愛嬌という事で(笑)
値段を考えると、強度などの大事な部分はしっかりとしているので、私的には大満足です!
これからも大切に使っていきたいと思います!
撮影 : tsuriroman
以上、アブガルシアのリール【オーシャンフィールドスピニング】のインプレでした!
オーシャンフィールド価格比較
2000H/2000SH
- 自重
250g
- ギア比
5.8
- 最大ドラグ力
3kg
- 最大ライン巻き取り長
76cm
- ラインキャパ
0.205(6lb)-130m/ PE1-150m
- 替えスプール ラインキャパ
0.165(4lb)-100m/ PE0.8-100m
- メーカー希望本体価格(税抜)
¥11,000
2500H/2500SH
- 自重
265g
- ギア比
5.8
- 最大ドラグ力
5kg
- 最大ライン巻き取り長
82cm
- ラインキャパ
0.235(8lb) 150m / PE1.5 150m
- 替えスプール ラインキャパ
0.205(6lb)-100m / PE0.8-150m
- メーカー希望本体価格(税抜)
¥11,500
3000H/3000SH
- 自重
288g
- ギア比
5.8
- 最大ドラグ力
5kg
- 最大ライン巻き取り長
82cm
- ラインキャパ
0.285(12lb) 150m /PE2 150m
- 替えスプール ラインキャパ
0.235 (8lb)-110m / PE1.2-150m
- メーカー希望本体価格(税抜)
¥12,000
5000/5000S
- 自重
381g
- ギア比
4.8
- 最大ドラグ力
9kg
- 最大ライン巻き取り長
76cm
- ラインキャパ
0.405(22lb) 150m / PE3 240m
- 替えスプール ラインキャパ
0.33(16lb)-170 / PE2.0-200m
- メーカー希望本体価格(税抜)
¥12,500