今回は、アジング初心者〜中級者におすすめな「コスパ重視」の安い【リール】のご紹介をしたいと思います!
「ジグヘッド単体」でのアジングに適した、最小・最軽量モデルを【ダイワ】【シマノ】の2大メーカーから厳選!
(1万円以下〜1万円台)のモデルをご紹介していきます!
コスパ重視/最軽量アジング用【リール】おすすめ9選!
アイキャッチ画像撮影 : tsuriroman
アジング用リールの選び方
アジング用タックルには主に2種類あります。
撮影 : tsuriroman
- ジグヘッド単体を使った近距離戦用
- キャロなどを使った遠距離戦用
「ジグ単用タックル」と「キャロ用タックル」では、ラインの「種類」や「号数」も変わってくるので、大きめの番手のリールを別途用意するか、替えスプールが必要になります。
メインはジグ単での近距離アジングになるので、初心者の方はまずこちらから用意しましょう。
番手
番手は500番〜2000番くらいまで。
※キャロなどを使うタックルには2500番も使われます。
基本的には、自分の使いたいラインの「糸巻き量」で選びましょう。
重いリールより軽いリールの方が感度が上がるので、基本的には「軽いリール」をおすすめします。
ですが細かい事を言えば「軽ければ軽いほどいい」と言うわけでもなくロッドとリールの「バランス」が大切。
ロッドにリールをセットし、ロッドを持った状態で「中指に支点」が来ればベスト!
中指1本でロッドを支えた時に、ロッドが水平か、少し竿先が上がるくらいが理想です。撮影 : tsuriroman
このようにバランスを取る事によって「感度」を最大限に活かす事ができます。
ハイギアorパワーギアorノーマルギア
基本的にはパワーギアorノーマルギアがおすすめ!
ジグ単を使ったアジングは基本的に「スロー」な釣りなので、巻き取りの早いハイギアは必要なくパワーギアorノーマルギアがおすすめです。
特におすすめなのは【パワーギア】!
パワーギアと言ってもパワーが必要な訳ではなく、パワーギアの巻き始めの軽さによる「感度の向上」を目的としています。
※キャロなどを使った遠投タックルの場合は、沖のポイントを重点的に狙う事もあるので、回収の早いハイギアもありだと思います。
今回は【ジグ単用】をご紹介!
今回はジグ単でのアジングに適した「最小・最軽量」モデルを厳選してご紹介していきます。
- 自重=200g以下
- 糸巻量=ジグ単アジングの基本になる2lb(ナイロン・フロロ・エステル0.5号相当)が100m以上巻ける
以上のスペックを基準に、メーカー別に安い順に並べてご紹介していきます!
ダイワ(DAIWA)
ダイワ(DAIWA)
19 MR750
穴釣りにもピッタリ! お手軽リールの決定版
お手軽に釣りを楽しめる 軽量&コンパクトリール。入門機として充実のスペックを搭載。
■165g 軽量・コンパクトリール
■コンパクトで握り易いIシェイプノブ
■45mmマシンカットハンドル仕様詳細
■165g 軽量・コンパクト
4BB+1RB
最大ドラグ力3kgと充実の基本性能
■折りたたみ式アルミマシンカットハンドル
安定した巻上げ感をもたらす45mmマシンカットハンドル。折りたたみ式なので持ち運びにも便利
■握り易いIシェイプノブ
ハンドルノブは握り易いIシェイプノブ仕様出典 : ダイワ
2019年に発売された【MR 750】!
穴釣り用としてラインナップされていますが、スペック的にはアジングにも最適な仕様となっています。
番手では500番〜1000番の中間あたりに位置します。
MR750の売りは、驚愕の「軽さ」!
同サイズの汎用リールの中ではハイエンドモデル並みの重量【165g】。
「ベアリングの数」や「ドラグ力」も文句無しです。
ラインナップは1機種のみ。
- 自重 165g
- 糸巻量 2lb/約200m
ダイワ(DAIWA)
20 レブロス LT
ハイコストパフォーマンス。
レブロスが待望のLT化により大幅軽量化を実現!
小型スピニングリール新基準「LT」。LTコンセプトにより220g(2500番)を達成。ATD・ロングキャストABSスプール搭載で価格を超えた性能を実現。
『LT(LIGHT TOUGH)』
ボディ、スプール、ハンドルといった細部までの徹底した軽量化へのこだわり。リールの心臓部となるギア、そしてそれを包み込むボディのマテリアルをよりタフなものへと進化させ生まれたダイワ小型スピニングの新基準、それがLTコンセプト。
DAIWA TECHNOLOGY
■ATD[オートマチックドラグシステム]
魚の引きに滑らかに追従しながら効き続ける新世代のドラグシステム。従来よりも滑り出しがスムーズなためラインブレイクしにくく、魚に違和感を与えにくいため無駄に暴れさせることが少ない。また作動感に独特の粘りがあって低いドラグ設定値でも一気に走られることが減り、ファイト中のドラグ再調整の頻度が減ってファイトに集中できる。■AIR ROTOR[エアローター]
ローター革命とも言うべき独特の形状を持つエアローター。独特の最適リム形状により負荷が分散することで、同等の強度で大幅な軽量化を実現。ローターの軽量化は自重の軽減につながるだけではなく、回転レスポンスが向上することにより、リール自体の『巻き感度』にも寄与。新軽量エアローターの採用は、エキスパートも唸らせる、クラスを越えたレスポンスの高い回転性能を実現した。■タフデジギア
過酷な環境に耐え抜く、強靭な心臓部が不可欠。滑らかな回転がより長く続く「タフデジギア」。出典 : ダイワ
ダイワのLTシリーズの中では2番目に安いモデルとなる【20レブロスLT】。
1番安いのは20クレストですが、2000番手〜のライナップとなっているので、ジグ単アジング用として選ぶなら1000番手のある【20レブロスLT】一択!
コスパモデルながら、上位機種にも使われているタフデジギア・エアローター・ATDなどが搭載されています。
ラインナップは全12機種。
ジグ単アジングにおすすめのモデルは【LT1000S】!
- 自重 200g
- 糸巻量 2lb/120m
ダイワ(DAIWA)
18 レガリス LT
見て良し、持って良し、回して良しの三拍子が揃ったモデル。
タフデジギア・エアローター・ATDなど、基本的には先ほどご紹介した20レブロスLTと同じです。
違いは
- ハンドルノブが交換可能
- 軽い(1000番で15g)
- ベアリングが1個多い
などです。
20レブロスとの実売価格の差は1000円ほど。
ラインナップは全11種類展開。
出典 : ダイワ
ジグ単アジングにおすすめのモデルは【LT1000S】!
- 自重 185g
- 糸巻量 2lb/120m
ダイワ(DAIWA)
18 フリームス LT
小型スピニングリール新時代をリードするLTモデル!
最先端のフィッシングシーンを牽引すべく、ゼロから生まれた全く新しいフリームス。小型スピニングリール新時代のスタンダードとなるべく開発されたこのリールは、前作を遥かに凌ぐ軽量化を実現。
エンジンにはタフデジギヤを搭載しファイトをサポート。
また、ロングキャストABSスプールによる飛距離の向上とトラブルレス性能が大幅に向上。基本性能の大きな進化が、アングラーにより快適な釣りを約束。
THE NEW STANDARD、それがFREAMS。
出典 : ダイワ
タフデジギア・ATD・エアローター・自重などは18レガリスと一緒。
1番大きな違いは【マグシールド】が搭載された事による防水性・耐久性の向上。
■MAGSEALED(マグシールド) ※ピニオン部分
ボディとローターの隙間に磁性を持つオイルの壁を作ることで海水や埃などの侵入をシャットアウトするダイワ独自の防水構造。ボディとローターが無接点だから軽く滑らかな回転はそのままに、初期の回転性能を長期間維持する。回転異音の原因の多くが、塩ガミ・異物の侵入。過って水に落としてしまうケース等を除き、マグシールド化されたリールの回転異音発生率は大幅に低下している。しかもこの比率は時間が経てば経つほどより大きな差としてデータに現れつつある。これは長く使用すればするほどその効果がより発揮されるということ。つまりマグシールドの防塵・防水能力が非常に高いレベルにあることの証である。
出典 : ダイワ
他にも、強度の高い【ねじ込み式】ハンドルが採用されています。
サイズは全14種類ラインナップ。
出典 : ダイワ
ジグ単アジングにおすすめのモデルは【LT1000S】!
- 自重 185g
- 糸巻量 2lb/120m
ダイワ(DAIWA)
20 月下美人X LT
ライトソルトゲームをリードする、月下美人ブランドから新シリーズ登場。ライトソルトゲーム入門に最適な1台
巻き感度にこだわったライトソルトゲーム専用仕様。
アジング、メバリング入門者に最適な月下美人X登場。
各部詳細
LIGHT&TOUGHの設計思想を具現化
LIGHT:各種パーツの軽量化、スプールの小口径化を実現。
TOUGH:ボディマテリアル、ギアの見直しにより軽量コンパクトでありながらもタフな理想のリールに仕上がりました。
LC-ABS(ロングキャスト-ABS)
ABSIIのバックラッシュを減らす思想はそのままに、スプールとライン放出の接点を見直し、抜ける様なキャストフィールと最大飛距離をもたらすことに成功した。結果ABSIIに比べライントラブルも減らし5%の飛距離アップを実現。
エアローター
ローター革命ともいうべき構造を持つエアローター。特異な形状の最適リム構造により負荷が分散することで、同等の強度で大幅な軽量化を実現。ローターバランスも向上し、レスポンスの良い軽い回転を実現。
ハイグリップI型フィネスノブ
小型スピニングリールで初となる超軽量の「ハイグリップI型フィネスノブ」を採用。 繊細な釣りにマッチする小型軽量ノブ。ハイグリップ仕様で、小型軽量ながらもしっかりとしたグリップ性能と握り易さを確保。
エアベール
エアベールの採用により、極細PEを多用するライトソルトウォーターゲームでも糸絡みトラブルが劇的に減少。 更に中空構造にする事で、重量を変えず、大幅な強度アップを実現。
パーフェクトラインストッパー
PEなどの細糸にも、リーダーのような太糸にも対応した新形状のラインストッパー。 掛けやすく、外れにくく、外し易い。なおかつ軽い。 横長の設定構造は縦方向の省スペース化を実現しスプールの軽量化にも寄与する。
マグシールド
ON OFFストッパー
月下美人デザインのスプール
三日月をモチーフとしたエンジンプレート
出典 : ダイワ
ダイワのアジング専用リール【月下美人】シリーズ4期種の中で、1番安いモデルとなる【月下美人X】。
汎用機と価格帯で比べると(18レガリス)と(18フリームス)の中間に位置します。
マグシールド・ATD・エアローターなど、基本的な部分は同価格帯の汎用機と同じですが、アジング専用リールとしての1番の特徴は「ギア比」。
他の汎用機1000番のギア比は(5.2)なのに対して、こちらの月下美人のパワーギアモデルのギア比は(4.8)。
微妙な違いですが、この「パワーギア設定」は巻き感度の向上に繋がり、繊細なアタリを感じ取るのに重要な役割を担います。
ラインナップは3機種。
ジグ単メインのアジングにおすすめのモデルは【1000S-P】!
- 自重 195g
- 糸巻量 2lb/120m
シマノ(SHIMANO)
シマノ(SHIMANO)
17 セドナ
確かな手応えが愉しさを演出。
ここから始めるアングラーへ。
Gフリーボディ
ウォームシャフトをドライブギア上部に配置し、手元に重心を近づけたGフリーボディを採用。軽量自重を体感レベルでさらに軽く感じさせ、操作性に長けた攻めの釣りが可能となる。
大径ドラグノブ
剛性、耐久性に優れた大径タイプのドラグノブを搭載。操作性が高く、ファイトの途中でも速やかで細やかなドラグ調整が可能で、アングラーの思い通りのファイトを実現。
出典 : シマノ
「HAGANEギア」が搭載されているシマノのリールの中で1番安いコスパモデルがこちらの【17セドナ】になります。
※下位機種の糸付きリール「アリビオ」や「ネクサーブ」もありますが、長く使いたいなら最低限こちらの「セドナ」から上の機種をおすすめします。
1ランク上の(18サハラ)との大きな違いは【X-SHIP】の非搭載。
【X-SHIP】は巻き感度に関わる機構なので、「最安」にこだわりがなければ(18サハラ)をおすすめします。
500番は重量180gとかなり軽量。
出典 : シマノ
全16機種ラインナップされている中で、ジグ単アジングにおすすめの最小・最軽量モデルは【500】!
- 自重 180g
- 糸巻量 2lb/約300m弱
シマノ(SHIMANO)
18 サハラ
堅牢さが安心感を生む。
クラスを超えた満足スペック。
先程ご紹介した17セドナの1ランク上位機種の【18サハラ】。
- HAGANEギア
- Gフリーボディ
- 大径ドラグノブ
などはセドナと一緒。
セドナとの違いは、【X-SHIP】が搭載された事によって「巻き心地」が向上しています。
※500番手には非搭載
出典 : シマノ
ベアリングの数も、セドナは3個なのに対してサハラは4個。
※500番は3個
500番手でセドナと比べると、サハラはさらに5gの軽量化がされています。
ラインナップは全12機種。
ジグ単アジングにおすすめのモデルは【500】!
- 自重 175g
- 糸巻量 2lb/約300m弱
シマノ(SHIMANO)
18 ナスキー
先鋭フィーチャー、HAGANEギア&コアプロテクト搭載。
ハイパフォーマンスを実現し、新生ナスキー登場!
人気のナスキーが生まれ変わった!強くなめらかな巻きごこちを約束するHAGANEギア、高い防水性能を誇るコアプロテクト搭載。ほかにもX-SHIP、Gフリーボディ、アルミ冷間鍛造ハンドル、大径ドラグノブなどを採用。手頃な価格設定ながら、シマノが誇る先進テクノロジーを存分に堪能できる。別次元へと進化を遂げた信頼のモデル、12アイテムという豊富なラインナップも魅力だ。
出典 : シマノ
(17サハラ)の1ランク上に位置する【16ナスキー】。
(17サハラ)に比べてスペックはほぼ同じですが、【16ナスキー】にはさらに
- コアプロテクト※ローラークラッチのみ
- ドラグノブ防水
などが追加されています。
さらにハンドルが【アルミ冷間鍛造ハンドル
】になっており、より強度の高いハンドルとなっています。
アルミ冷間鍛造ハンドル
ハンドルはアルミ素材を熱することなく常温で鍛造する、冷間鍛造(CF=コールドフォージング)技術によって成型。ソルトシーンでの使用でも安心できる、高い強度と耐久性を実現している。
出典 : シマノ
サイズは12機種ラインナップされています。
ジグ単メインのアジングにおすすめの番手は【500】!
- 自重 175g
- 糸巻量 2lb/約300m弱
シマノ(SHIMANO)
18 ソアレBB
ライトソルトゲームの醍醐味をもっと味わうために。
ハイエンドモデルの高級感と機能を継承したNEWソアレBB。
回転レスポンスを損なうことなく防水性能を高めた『CORE PROTECT』をはじめ、低ドラグ域で微調整が効くアジング専用ドラグ、なめらかな巻きごこちが持続する『HAGANEギア』など、ハイエンドモデルの高級感と機能が息づくNEWソアレBB。待望の500Sサイズも新たにリリース。
Soare専用スプール&カラーリング
スプールにはSoare専用のエッジングデザイン、ハンドルとボディには鮮やかなSoare GOLDを採用。特殊グラデーション塗装で、高級感とユーザーのテンションを高めるデザインに仕上げました。
出典 : シマノ
シマノのアジング専用リール【ソアレ】シリーズのコスパモデル【ソアレBB】。
汎用機と価格帯で並べると(18ナスキー)の1ランク上、(17アルテグラ)とほぼ同等の位置付けになります。
※17アルテグラは500番はありません
500番手で選ぶとなると、(ソアレBB)の上は上位機種の(ソアレCI4+)になります。
(ソアレBB)と(ソアレCI4+)の価格差は¥12,000ほど差があります。
18ナスキーより優れている所は
- ワンピースベール
- アジング専用ドラグ
- S A-RB
- ベアリングが1個多い
- 自重が15g軽い ※500番手
などです。
ワンピースベール
まったく継ぎ目のない一体成型のベール。見た目に美しく、トラブルレスを実現。
アジング専用ドラグ
ノーマルドラグに比べ、実用ドラグ力の範囲内でよりシビアなドラグ設定が可能。特に細いラインを使用するアジングにおいて威力を発揮します。
S A-RB
業界初の「表面改質」により「不動態層」を形成し、錆を寄せつけないベアリングを実現したのがA-RB。さらに、その側面を防錆素材でシーリングし、ベアリング内部での塩分再結晶化による塩ガミを大幅に減少させたのがSA-RBです。
出典 : シマノ
実売価格の差(5000円)を多く払う価値は十分にあると思います。
ラインナップは全3機種。
ジグ単をメインで使うならおすすめは【500S】!
- 自重 160g
- 糸巻量 2lb/115m
まとめ
アジングにおすすめの【リール】のご紹介は以上になります。
気になる「1台」は見つかりましたか?
アジングはタックルが釣果に直結する釣りなので、「とりあえずアジングやってみたい!」って方は安いリールでもいいですが、ある程度他の釣りを経験した方や、アジングを続ける自信のある方には【月下美人】や【ソアレ】のような「アジング専用リール」がおすすめです!
最初の1匹目のアジを釣る近道は、腕を磨くよりも「タックル」ですよ(笑)
以上、ジグ単アジングにおすすめの【リール】のご紹介でした!
撮影 : tsuriroman