今回は、海釣りデビューにもオススメな釣り場、神奈川県横浜市鶴見区にある【大黒海づり施設】のご紹介です!
東京近郊にしては潮通しが良く、よく釣れる釣り場なのですが、問題なのは混雑です。
特に初めて行く人は、要領がわかってないと入場する事さえできない可能性が、、、。
初めて行く人でも大黒海づり施設で、1日釣りを楽しめる様に【混雑時の入場のコツ】や【入場時間・駐車場・整理券】【ポイント・釣り方】も徹底解説していきたいと思います!
大黒海釣り施設/混雑時の入場方法・駐車場・仕掛けなどを解説!
アイキャッチ画像撮影 : tsuriroman
大黒海づり施設
大黒海釣り施設は、これから釣りデビューを考えてるファミリーには特にオススメの釣り場です。
高い柵が設置されているので、子供が海に転落する心配はありませんし、カップラーメンやジュースの自動販売機もあります。
出典 : 大黒海釣り施設
売店に【仕掛け】や【エサ】も売っていて、レンタルの【竿】や【リール】まであるので、手ぶらで行っても釣りが出来ちゃいます。
東京近郊の釣り場の中ではトップクラスに潮通しがよく水深もあるので、よく釣れる釣り場です。
アクセス
湾岸線「大黒ふ頭出口」を下りて、左折。
300mくらい行った1つ目の交差点を右折してすぐの所に、駐車場入口のゲートがあります。
すでに順番待ちの車が何台か停まっている時は、その交差点を一旦左折して、Uターンしてくると並び易いでしょう。
近くに【本牧海釣り施設】【ふれーゆ裏】などの釣り場もあります。
入場の手順
大黒海釣り施設には定員があります。
250名を超えると入場制限が発動し、帰る人が出るまで釣り場に入れません。
特に土日祝やGW、夏季年末年始などは大変混雑します。
朝の時点ですでに入場制限がかかり、下手すると昼まで待っても入れない事があります。
そうならないように、順を追ってご説明致します。
まずは駐車場のゲートの前に並ぶ
駐車場の入り口にはゲートがあります。
このゲートは朝4時半くらいに開きます。
ゲートが開く前から車がどんどん集まり、列ができます。
連日アジ・サバ・タチウオ等が釣れてる時期は、前日の夜から並んでる車も居ます。
先端の方を取りたいなら、前日の夜に行って車で寝る覚悟で。
朝3時くらいに行けば、それなりに釣れる釣座は確保できるでしょう。
ちなみに、たまに横から割り込んで列に入ろうとする輩がいるので、絶対に入れてあげないで下さい!
朝4時起床
余裕を持って、4時15分には同乗者全員起きて準備をしておきましょう。
ゲートが空いた瞬間に列が動き出すので、寝過ごさないように注意です!
朝4時半頃、ゲートが開門!
出典 : Googleマップ
ゲート〜駐車場入口の発券機までの約1.5km、一気に走り抜けます。
前乗りの先頭集団は気合いが違うので(私もそっち寄り)スタートダッシュでけっこー飛ばします。
レースではないので追い越しちゃダメですよ(笑)
出典 : 大黒海釣り施設
駐車場の入口に到着したら、発券機から駐車券を鬼の形相で引っこ抜き、駐車場の①側から順番に停めます。
バックで駐車してると後ろが渋滞するので、出来る限り頭から入れましょう。
①が詰まってきたら②に停めた方が早いです。
②も埋まってきたら③も停めやすくて入口が近いのでオススメです。
ワイルドスピードのワンシーンの様に「ギャッ!」と停めたら、素早く全員で車を降りましょう!
この時は手ぶらでOKです。
この時にモタモタしてると、後から来た人達にどんどん抜かされます。
早く来た意味がなくなります。
整理券を入手
車を降りたら、競歩で公園入口を目指します。
競歩なんで走ってはダメです。
公園内入れば、あとは大人しく列に従って施設の入口まで歩道を歩いて行くだけです。
放送でも言われますが、抜かしたり走ったりは禁止です。
出典 : 大黒海釣り施設
施設入口に着いたら列に並んで5時まで待ちましょう。
朝5時に施設のスタッフの方が来て、整理番号が書いてある【整理券】を順番に配ります。
250番までなら中に入る事が出来るのでご安心を。
ちなみに、本人じゃないと整理券は貰えないので、子供も起こして全員で貰いに行きましょう!
整理券を貰ったら、奥にある券売機で入場券を事前に買っておきましょう。
ここまで来れば、とりあえず一安心。
入口に灰皿もあります。
その後、車に一旦戻り釣りの準備もしましょう!
6時入場
6時の10分前くらいには、釣り道具一式を持って入場の列に並びましょう。
この時は整理券の番号通りに並んで下さい。
順番がわからない時は並んでる人に声をかけて、整理券の番号を聞いてから並びましょう。
朝6時。
いよいよ入場です!
順番にスタッフに整理券と入場券を渡し、釣り場へGO!
ここからは競歩大会の決勝戦です。
ここも走ってはダメなんですが、抜いてくる人がけっこういます(泣)
桟橋に入って、左側通路(外側)、中央通路、右側通路(内側)の3レーンあります。
出典 : Googleマップ
3レーンあるので、大荷物でゆっくり歩いてると、他レーンからどんどん抜かされます。
家族連れで荷物が多い場合は、施設入口近辺に道具を置いといて、とりあえず場所取り用の荷物だけを持って場所取りに行った方がいいかもしれません。
だいたい①〜⑥の順番で釣座が埋まっていきます。
後ろにベンチがある場所も人気です。
内側も外側もそこまで釣果は変わらないので、風向きで(追風になるように)選んだ方がいいと思います。
ちょっと過酷な行程ですが(笑)こんな感じでやればいい場所が取れて、1日釣りが楽しめるでしょう。
※ちなみに釣り教室というのもあって、それに参加すればこの過酷な行程は必要ないですが、教室での勉強&決められた釣り&決められた時間しか出来ないので、自由度は少ないです。
釣り方
- 大黒海釣り施設は足下が金網になってるので、金網の隙間から魚や道具が下に落ちてしまう恐れがあります。
下に落ちた物はもう取れないので、汚れてもいいレジャーシートなどを持っていくと便利です。
- 1人につき、竿は2本までです。
- 入場者数が180名を超えた時点で釣り方制限になります。
釣り方制限になると、上から振りかぶって投げるオーバーキャストは禁止になります。
普通の投げ釣り?はオーバーキャストでもOKみたいです。(ちょい投げの事だと思います)
アンダーキャストも、慣れると色々な場面で使えるので練習しましょう。
アジ・サバ・イワシなど
- サビキの基本の号数は、4-0.8号がオススメです。
釣れてる魚のサイズが大きい(20cm以上)なら、これより大きい号数。
逆にカタクチイワシなどの小さい魚がメインなら、号数を小さくしてもいいでしょう。
- 錘の基本は6号〜8号くらいがオススメです。
軽い方が釣れます。
ですが、大黒は潮の流れが速いのと水深があるので10号以上も用意しましょう。
アジやサバのサイズが大きい時も、10号以上を使わないと仕掛けが絡まりやすくなります。
私も手前で置き竿にする時は、普通のサビキではなく必ずトリックサビキを使います。
サビキだとサビキの種類によって釣果が左右されたりしますが、トリックサビキを使えば間違いないでしょう。
トリックサビキをやるなら、餌付け器も必要になります。
大黒の場合は柵が高く三脚が使えないので、柵の上の手摺の部分に餌付け器を取り付ける事になります。
私は、荷物を括り付ける用のゴムバンドで手摺に括り付けてます。(自転車用品によくあります)
- アジ狙いの場合、手前の置き竿よりも投げサビキでちょっと沖を狙った方が調子がいい日もあるので、準備しておいた方がいいです。
市販の投げサビキセットに入っているサビキは、強く投げても切れないように太めのハリスを使っています。
これを細いハリスのサビキに変えてやるとよく釣れます。
ですが、投げた時に切れやすくなるので注意が必要です。
ふわっと優しく投げましょう。
シリヤケイカ
大黒のシリヤケイカのシーズンはだいたい決まっていて、4月後半〜6月くらいまでがよく釣れます。
大黒海釣り施設は潮が速くて水深があるので、ノーマルのエギだと横に流されやすく底が取りづらいです。
シリヤケイカなどのコウイカ系は、アオリイカと違って底にいる事が多いです。
ですので底を重点的に攻める為に、沈みやすいディープタイプのエギを使うか、ノーマルタイプのエギに錘を追加する方法でもいいです↓
こんな感じ出典 : YAMASHITA
錘は5号前後がおすすめです。
アクションの基本は、ゆ〜っくりタダ巻き。
底をズルズル引っ張ってくる感じです。
たまに竿先を小刻みに動かすといいみたいです。
釣り上げた時は大量の墨を吐きます!
周りの人に迷惑をかけないようにタモを使うか、抜き上げた時そ〜っと地面に置くようにすれば墨を吐きづらいです。
最後に
大黒海釣り施設は冬はあまり釣れません。
釣りを始めてやる人は、人の少ない冬に練習しておくのもいいかもしれません。
行く前に大黒海釣り施設の釣果情報を見てから行きましょう。
近隣にある釣り場の【ふれーゆ裏】でも、大黒で釣れてる魚が釣れたりします。
大黒が混んでて入れない時はこちらに行くのもいいでしょう。
ふれーゆ裏は夜釣りも出来ます。
それではまた!